令和3年度 立山研修

 8月6日(金)、立山研修に1年生の希望者22名が参加しました。今年度は、農業科の生徒も積極的に参加してくれました。

 まず、立山カルデラ砂防博物館で、立山カルデラの地形、環境、歴史についての解説を受けました。立体映像の上映によって、分かりやすく学ぶことができました。

 美女平や室堂平周辺では気象観測、立山玉殿湧水と弥陀ヶ原の池塘の水質調査を行いました。

 室堂山展望台では、室堂平やカルデラ地形の観察を行い、生成の歴史について説明を受けました。登山道に多く見られた高山植物や、岩石の種類など立山の自然について講師の先生方に解説を受けながら進むことで、自然への理解を深めることができました。今年度は、室堂山展望台までの道があまり整備されておらず、生徒たちは慣れない登山に大変そうでした。

 弥陀ヶ原では、弥陀ヶ原湿原の植生を観察しました。また、弥陀ヶ原の平坦地形と火山性地質についても詳しく知ることができました。

 この研修を、今後の進路決定や、課題研究などに生かしていって欲しいと思っています。