令和3年度 糸魚川フィールドワーク

 令和3年8月2日(月)に、糸魚川フィールドワークを実施しました。
 今年度も、フォッサマグナミュージアムのご協力のもと活動を行いました。

 午前中、学芸員の方からの講義の後、施設の見学をしました。施設内には、糸魚川地域で採取されたヒスイ、世界の色々な化石や鉱物が展示されています。また、日本列島の誕生についても知ることができます。

 フォッサマグナパークでは、枕状溶岩の観察を行いました。

 どちらに傾いているかを判断するのが難しそうでした。

 また、断層の観察も行いました。今年度は雪による影響で崖崩れが発生して、断層のすぐそばまで降りることはできなかったのが少し残念でした。

 午後からは、岩石班は須沢海岸へ移動し、7種類の石を見つけることに力を注ぎました。わかりにくいものは、積極的に学芸員の方に確認してもらっていました。強い日差しが降り注ぐ中でしたが、特に女子生徒は海を前にして、テンションが上がっていました。

 

 化石班はミュージアム横にある化石採集場で、レアな化石を見つけようと頑張っていました。残念ながらレアな化石は見つかりませんでしたが、各自1~2個の化石を見つけることができたようです。

 その後、岩石班、化石班ともホールに戻ってスケッチに励みました。

 電子機器が発達したこの時代でもスケッチは重要な手段だそうです。写真に撮ったものと違ってスケッチは特徴のあるところを強調して書くこともでき、とても有意義な手法だそうです。

 今回のフィールドワークを通して、私たちが住む立山-黒部ジオパークについても、興味を持ってくれたら良いと思います。