令和2年度 理科特別講座

 令和3年3月4日(木)に、2年自然科学コースの生徒40名と、次年度自然科学コースに入る1年生42名を対象に理科特別講座を実施しました。
 今年度は、マイクロプラスチックが問題視されていることに焦点をあて、(公財)環日本海環境協力センターの吉森信和氏を講師としてお招きし、「海洋ゴミについて」-日本海、富山湾の海洋ゴミ調査などから-と題して講演をしていただきました。

 講演では、海洋ゴミには漂流ゴミ、海底ゴミ、漂着ゴミの3種類に分類されることや、富山湾のゴミは他県とは違い、ほとんどが自県からのゴミであること、企業が取り組んでいるゴミ削減について紹介していただきました。

 特に、YouTubeでも話題となったカメにストローがささった映像には、生徒が食い入るように見ていました。

 生徒からの感想では、自らゴミ削減に取り組んでいきたいという思いや、富山湾のゴミが80%が自県からのゴミであることに驚き、富山県民がゴミ削減に努力すれば、富山湾が綺麗になることを認識したという感想が多かったです。

 今回の講演を含めて、このような講演を聞き考えることが、今後の自然科学コースの活動の糧になることを期待しています。