令和2年度 センター実習

 富山県総合教育センターにおけるセンター実習を、12月18日(金)と12月21日(月)に実施しました。今年度はコロナ禍の影響で密にならないように2班に分けての実習となりました。

【物理実習】
 物理実習では、①光の回折と干渉、②可視光線の波長の測定、③空き缶分光器の制作を行いました。

 

【化学実習】
 化学実習では、①食品に含まれる酸化防止剤の定量、②水に溶解している各種イオンの定量を行いました。
 学校で行う学生実験より、より丁寧な操作が求められる中、真剣に取り組んでいました。

【生物実習】
 生物実習では、①ゾウリムシの繊毛運動、②カエルの解剖を行いました。
 女子生徒も、果敢に大きなカエルを手づかみしていて、頼もしさを感じました。

【地学実習】
 地学実習では、①微化石による古環境解析、②化石標本の制作を行いました。糸魚川フィールドワークで化石班だった生徒は、化石標本の制作は少しなじみのあるものだったのではないでしょうか。

 今年度は、12月の実施ということで、恒例の自然科学コースのポロシャツでの参加ができなかったことが少し残念ですが、生徒からは、センター実習がとても楽しかったという感想が多くありました。
 この経験を、今後の課題研究にも役立てて欲しいと思います。