令和5年度 立山研修

 8月18日(金)、立山研修が行われました。今年度は2年生自然科学コースの生徒全員が研修を受けました。

 立山カルデラ砂防博物館では、立山カルデラの地形、環境について、立体模型を見ながら説明を受けた後、講師の先生方とともに弥陀ヶ原周辺を散策し、自生する植物や岩石の説明を聞きながら、気象観測や池塘の水質調査を行いました。調査中は天候にも恵まれ、弥陀ヶ原からは富山平野を一望することができました。

 午後からは、室堂平周辺の散策等を行いました。登山道に多く見られた高山植物や、残存する岩石の種類などを観察しました。立山が誇る雄大な自然について、講師の先生方の解説を受けながら実際に歩くことで、自然への理解を深めることができました。また、降雨のために実際に行うことはできませんでしたが、外来植物の除去についても講義を受けました。

 これからの学習や、課題研究につながる有意義な研修となりました。